狭山市の課題・対策2019

工業のまち狭山の維持・発展を

狭山市の工業製品出荷額1位を維持するために

2つの工業団地があることにより、多くの従業員も狭山に住まわれています。

①従業員の方々に住み続けてもらえる住環境の充実を。
例えば、住まいの近くに、買い物、病院、教育施設がコンパクトにあるか、交通手段はあるかなどの診断を。

②これまで工業団地にある多くの企業や工業団体などとの対話を重視し、これからの時代に地域とつなげていくために必要な準備をしていくことなどをを考えています。
例えば、朝の搬入時間帯の混雑緩和のために(道の駅を兼ねた)トラックステーションなど。

 

市内企業に寄り添った環境整備を…

有料橋は2年後の7月に無料になります。
周辺道路に迂回する車の流入量を抑制できる提案を引き続きしていきます。

 

不老川の洪水被害を最小限にとどめるために

2016年(平成28年)8月の台風9号による豪雨で、不老川の氾濫により甚大な浸水被害を出しました。入間基地に隣接した入曽調節池に水が流れ込む仕組みになっていますが、予想以上の量があったため、結果、西武新宿線を止めてしまうことになりました。
狭山市より上流部に当たる入間市や東京都瑞穂町で降った雨が、都市化により雨水が想像以上に不老川に流れ込むことにより急激に増水しました。そのことから、
① 上流部から流れ込む水の調節ができるよう地元県議とともに、上流部の自治体に働きかけていきます。
② 災害が起こった時に、刻々と変わる状況に逃げるか残るかの判断基準を、ハザードマップなどよく目につくところに記載することや、さまざまな訓練など人が地域イベントを通じて、イメージトレーニングができればと考えます。
③ お互いに声がかけられる関係と孤立しないためのつながりを、普段からの関係づくりを進めていきたい。

中学校跡地の地域交流施設と子育て支援施設を

狭山市立入間中学校は、2014(平成26)年度末をもって廃校となりました。
入曽公民館の更新事業から引き継がれた入曽地区地域交流施設(仮称)整備事業により現在建設中です。来年の4月にオープン予定です。また、地域交流施設(仮称)の東側に隣接する場所には水野保育所や児童館、子育てプレイス機能など、一体とした子育て支援施設ができる予定となっています。
市民や地域住民が活用しやすい、また協働で運営したり、自由な発想を持っている方が、寄り集まり自分たちも運営に参加できる施設にしていきたいと考えています。

① 高齢者も若い子育て世代も集まることができる魅力ある場に、カフェコーナーや図書コーナー、メモリアルコーナーなどこれまでの公民館になかった機能が新たに加わり、多世代で活用できる場にしていくことができます。
② 社会教育・生涯学習の継承と、加えて個人利用もできる開かれたものに。これまで通り団体利用のほか、講座等の公民館事業の継承とともに、空いている時間帯は個人利用ができるような、例えば、新しいサークルを作る前の打ち合わせや、起業する人が活用できるなど、さまざまな利用が考えられます。
③ 生活上の悩み相談ができるように、若い子育て世代にも住みよい環境を。地域交流施設にはキッズルームができますが、隣接する土地にできる予定の子育て支援施設が利用しやすいようにしていくために、子育ての悩みを解決できるような場にしていく提案を積極的に進めていきたいと考えます。

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